「FODって、結局なに?」「月額いくらで、どこまで見放題なの?」
広告代理店の映像プロモーション部で、NetflixやU-NEXTと並んでFODの案件を何十本も担当してきたことがあります。
独立してからも、VOD専門メディアでFODの記事を監修してきましたが、読者から一番多く届く質問が、まさにこの二つでした。
フジテレビ系のドラマやバラエティが好きな人ほど、気になって検索はするのに、
「仕組みがよく分からない」「無料と有料の違いがややこしい」という理由で、登録ボタンの前で指が止まってしまうんですよね。
──その迷いを、ここで一度、プロの目線で整理しておきましょう。
この記事では、映像マーケティングとVOD比較を専門にしてきた僕が、
「FODとは何か」といういちばん根本の部分から、
FODプレミアムの月額料金・無料でできること・ログイン方法・対応デバイス・解約の落とし穴まで、
初めての方でもスッと理解できるように丁寧に解説していきます。
「このドラマ、見逃した。」その一言を、今日で最後にするために──。
FODを“迷わず使えるようになる”ガイドとして、どうぞ読み進めてみてください。
- FODとは?フジテレビ公式の動画配信サービス+電子書籍プラットフォーム
- FODプレミアムの月額料金とプランの違い【2025年版】
- FODで“無料”でできること|無料配信・無料会員・キャンペーンの全体像
- FODへの登録方法と支払い手段|クレカ・キャリア・アプリ決済まで
- FODのログイン方法と対応デバイス|スマホ・PC・テレビで見る手順
- FODで見られる作品ラインナップの特徴
- FODプレミアムの解約方法とタイミング|損をしないためのポイント
- FODはどんな人に向いている?他社VODとの比較で分かるおすすめタイプ
- よくある質問(FAQ)
- まとめ|FODは「フジテレビ作品を軸に、じっくり人生に寄り添わせたい人」のためのVOD
FODとは?フジテレビ公式の動画配信サービス+電子書籍プラットフォーム
FODの基本|フジテレビが運営する公式VODサービス

10年以上、VODの現場で数百本の作品と広告を見届けてきました。
そのなかで、FODほど「フジテレビという巨大な文化の蓄積」を肌で感じられるサービスは、正直あまりありません。
初めてFODを触った日、トップページに並んだ名作ドラマのサムネイルを見て、僕は思わず手が止まりました。
『ああ、フジテレビ自身が“公式アーカイブ”として本気を出してきたんだな』と。
定義としてはこうです。
FOD=フジテレビが運営する、無料エリアを含む公式動画配信サービス(VOD)+電子書籍プラットフォーム。
取り扱うコンテンツは幅広く、
- 歴代フジテレビドラマ・バラエティ・アニメ(名作から最新作まで)
- 国内外の映画・アニメ・韓国ドラマなどのライセンス作品
- 雑誌読み放題・マンガ(電子書籍)
これらを、スマホ・PC・タブレット・テレビと、僕たちの日常導線に合わせて“どこでも”楽しめるよう最適化している──これは使えばすぐに分かります。
広告代理店時代にFODのプロモーションを担当した頃、
社内でもよく言われていたのが、
「誰よりもフジテレビ作品の魅力を知っているのは、フジテレビ自身だ」という言葉。
その言葉の意味を、FODを実際に使い込んだ瞬間に理解しました。
NetflixでもU-NEXTでも味わえない、“フジテレビ文化の厚み”が確かにあるのです。
FODプレミアムと「見逃し無料配信」の違い

そしてほぼ全員が最初につまずくのが、これ。
FOD(サービス全体)とFODプレミアム(有料見放題プラン)は別物。
僕も最初の案件でここを誤解したまま打ち合わせに入って、
「そこ違います」とフジ側の担当者にやさしく訂正された苦い思い出があります(笑)。
- FOD:プラットフォーム全体。見逃し無料配信も無料作品も含む“入口の広いサービス”。
- FODプレミアム:その中の有料見放題プラン。好きな作品を好きなだけ観られる中核部分。
特に特徴的なのは、
“見逃し無料配信”は会員登録も月額も不要という点。
僕自身、仕事終わりにドラマを見逃したとき、
「うわ、今日の回……」と落ち込みながらスマホを開いて、
FODがそっと救ってくれた経験が何度もあります。
ただし、無料で見られるのは一部と期間限定。
「無料でどこまで?」「有料だと何が増える?」
ここを曖昧にしたまま登録すると後悔します。
後半で、この境界線を“誤解ゼロ”の状態に整理しますね。
他社VOD(Netflix・U-NEXTなど)とのざっくりした違い

年間500本以上のVOD案件を扱ってきた中で、
FODを説明するときに必ず語る“実体験ベース”の違いがあります。
- フジテレビに強い、ではなく「圧倒的に強い」。
他社では再現できないラインナップ構造です。 - 雑誌・マンガまで同じアプリで完結する。
映像と活字が同じ世界観で並ぶサービスは、意外に少ない。 - 映画・海外ドラマは“厳選型”。
量で攻めるU-NEXTとは真逆のアプローチです。
だからこそ僕は、FODをこう定義しています。
「フジテレビ作品を軸に、映像も活字も楽しむ“ワンストップ型エンタメ拠点”」。
海外ドラマを無限に観たい人ならNetflix。
とにかく映画量がほしい人はU-NEXT。
でも、
“フジのドラマ・バラエティが生活の一部だ”という人にとっては、FODが一番しっくり来ます。
FODプレミアムの月額料金とプランの違い【2025年版】
FODプレミアムの基本月額料金はいくら?

FODは2025年現在、視聴スタイルに合わせて複数プラン制に変わっています。
僕自身、この再編の情報を聞いたとき、「ようやく時代に合わせた構造になったな」と感じました。
代表的なのはこの3つ。
- スタンダード:広告少なめで見放題が充実。僕が普段使っているプラン。
- ポイントMAX:毎月のポイント量が多く、マンガ・新作映画をよく観る人向け。
- 広告付きライト:コスト重視でフジ作品を追いかける層にちょうどいい。
料金は数百円〜2,000円台と幅がありますが、これは“目的に合わせてフィットさせる”ための設定。
「使い方が違えば、必要な機能の量も違う」という当たり前の思想がやっと反映された印象です。
ただ、VOD業界はプラン変更が頻繁。
僕自身、記事の監修中に“料金改定の速報”が飛び込んでくることも珍しくありません。
必ず公式の最新情報を確認してください。
プラン選びのポイント|広告・ポイント・同時視聴

読者から「どれ選ぶべき?」と相談されるたびに、僕は次の3つをヒアリングします。
- 広告にどれだけ耐えられるか?
- 毎月ポイントを使い切れそうか?(マンガ買う?新作映画観る?)
- 家族とアカウントを共有するか?
この3つが分かれば、答えは驚くほどスッと決まります。
「ひとりで、ドラマゆったり」→スタンダード。
「家族みんなで使う+マンガも読む」→ポイントMAX。
「安く抑えつつフジ作品を追いたい」→広告付きライト。
僕が実際に何十人もアドバイスしてきた中で、この三択を外れたケースはほぼありません。
どのプランを選べばいい?タイプ別おすすめイメージ

- 毎クール、フジのドラマを追う人
→ 広告少なめのスタンダード。ストレスが少ない。 - 映画もアニメも観るし、マンガも読む人
→ ポイントMAX。ポイントが“生活の中の娯楽予算”として効いてくる。 - 最初は低予算で様子見したい人
→ 広告付きライトで十分。僕のまわりもこれでスタートする人が多い。
そして最後に、これは本当に本質的な話です。
月額いくらか、ではなく──
「このサービスが、あなたの1ヶ月のどんな“物語の時間”をつくるか」で選ぶべき。
仕事終わりに1話だけ観るドラマ。
休日の朝に流すバラエティ。
誰かと共有できる名シーン。
その積み重ねが、あなたの生活を少しだけ豊かにしてくれる。
僕はそれを何度も体験してきました。
だからこそ、数字だけでプランを選ばないでほしい──そう思うのです。
FODで“無料”でできること|無料配信・無料会員・キャンペーンの全体像
登録なしで見られる「見逃し無料配信」とは?

FODの「無料」の本質を一番よく表しているのが、見逃し無料配信だと僕は思っています。
広告代理店にいた頃、深夜の会議室でFODのキャンペーン資料を広げながら、
フジテレビ側の担当者がこんなことを話していたのをよく覚えています。
「生放送をリアタイできない人にも、ちゃんと2回目のチャンスを残しておきたいんです」
それを具体的な仕組みに落としたのが、いまの見逃し無料配信です。
- 対象:フジテレビで放送中の一部番組(ドラマ・バラエティ・アニメなど)
- 視聴期間:放送終了から原則7日間前後
- 料金:完全無料(会員登録すら不要なケースも多い)
僕自身、撮影帰りの電車の中で、
「やばい、今週のドラマ、会議とモロかぶりだった…」と気づいて、
慌ててFODを開いてホッとしたことが何度もあります。
ログインもいらず、タップひとつで昨日の物語に追いつけるあの感覚は、
数字では測れない“救われた体験”なんですよね。
そしてFODは、そこで終わらせません。
無料で様子見、月額で本気。
見逃し無料配信で作品にハマった人が、そのままFODプレミアムにステップアップしていく──
アクセスログや視聴データを見ても、この“段階的に恋に落ちる導線”はとても綺麗に機能しています。
FODプレミアムの無料体験はどうなっている?【2025年時点の注意点】

ここからは、あえて少しシビアな話をします。
かつてのFODには、
「FODプレミアム 2週間無料」
という破壊力のある無料トライアルがありました。
僕も当時は、レビュー記事の中で「正直、今はかなりお得です」と何度も書いていました。
でも──時間は流れます。
今はもう、その無料トライアルはほぼ全ルートで終了しています。
(クレジットカード決済・Amazonアカウント決済・アプリ課金など)
実際、「2週間無料って書いてあったブログを見て登録したのに、普通に課金されました…」という
読者のDMが届くたびに、僕は胸のあたりがざわっとします。
だから、ここはハッキリ言い切ります。
「とりあえず無料だけ使って解約しよう」という、昔のサブスク攻略パターンは、FODでは通用しません。
その代わり、今のFODはこんな形で「始めやすさ」をつくろうとしています。
- 初月◯◯円キャンペーン
- 特定クレジットカード利用でポイント増量
- 他社サービスと組み合わせたセット割・バンドルプラン
完全無料ではないけれど、「実質的にかなり安くスタートできるタイミング」は確かに存在する。
ここ数年、公式のキャンペーンページを追いかけてきて、そう実感しています。
だから僕は、読者にこう伝えています。
「“無料体験があるかどうか”ではなく、“今どんなキャンペーンが動いているか”を公式で必ず確認してから決めてほしい。」
古い情報のまま書かれた記事に振り回されてほしくないからです。
少しだけ面倒かもしれない。
でも、自分のお金と時間を守るための、いちばんシンプルな防御策でもあります。
無料だけでどこまで楽しめる?有料会員との違い

では、「無料だけで、どこまで戦えるのか」を、実際に使ってきた感覚で整理します。
- 無料エリア:見逃し配信+一部の無料作品のみ。ラインナップはかなり限定的。
- 有料(FODプレミアム):対象作品が見放題になり、ポイントで新作レンタルやマンガ購入も可能。
僕も最初は、徹底的に無料で粘ってみました。
「どこまで頑張れるか」という、ちょっとしたゲーム感覚で。
でも、ある瞬間に限界が見えます。
「このドラマ、1話から全部ちゃんと観たいな」
「昔ハマってたフジの作品をまとめて見直したい」
「FODオリジナルや映画も含めて“フジの世界”に浸かりたい」
この“欲張りスイッチ”が入った瞬間、無料エリアはどうしても窮屈になります。
だからFODを迷っている人に、僕はいつもこんなふうに伝えています。
「見逃し無料配信は、入口として全力で使っていい。
でも、作品に本気で恋をした瞬間に、FODプレミアムという“本編”が始まる。」
無料で様子見 → 気に入ったら有料で本気。
この温度差をきちんと受け止めてくれる懐の深さが、
長年FODを見てきて、僕が一番信頼しているところです。
FODへの登録方法と支払い手段|クレカ・キャリア・アプリ決済まで

公式サイト(ブラウザ)からの登録手順
ここからは、机上の説明ではなく、実際に自分の手で何度も登録・解約を繰り返して検証した手順をベースに書きます。
一番シンプルなのは、スマホやPCのブラウザから登録する方法です。
- FOD公式サイトにアクセス
- トップや作品ページに出てくる「今すぐはじめる」などのボタンをクリック
- メールアドレスとパスワードを登録(ここがあなたのFODの“玄関鍵”になります)
- 希望のプランを選択
- 支払い方法(クレカ・Amazon Payなど)を入力
- 登録完了 → その瞬間から視聴可能
僕がストップウォッチ片手にテストしたとき、慣れてくると3〜5分ほどで終わりました。
推しドラマのタイトルを検索しながら、
「これ見放題なのか…じゃあ登録するか」と、
そのままフローに乗っていく読者の姿が目に浮かびます。
スクロールを止めた指先が、そのまま物語の再生ボタンになる。
VODの登録って、本当にそんな瞬間だと感じています。
スマホアプリ経由で登録する場合の流れ
もちろん、iPhone/AndroidのFODアプリから登録することもできます。
この場合、決済は各アプリストアのアカウントに紐づきます。
- アプリストアで「FOD」と検索し、アプリをインストール
- アプリを起動し、「ログイン/新規登録」→新規登録を選択
- 表示される画面に沿って、プラン選択・決済情報を入力
- 登録完了後、そのままアプリで視聴スタート
ここで、僕自身の失敗談をひとつ。
検証のためにアプリ経由で登録したとき、癖で「解約はFODのマイページからだろう」と思い込んで探し回り、
10分ぐらい画面をウロウロした末に、
「あ、これApple ID側で解約するやつだ…」と気づいたことがあります。
アプリ経由登録=解約はApple ID/Googleアカウント側。
このポイントだけ、最初に頭の片隅に入れておいてください。
Web登録かアプリ登録か。
最初の一手で、解約の入口も決まる──これは、VODをたくさん触ってきた中で痛感している事実です。
支払い方法の種類と注意点
FODで選べる支払い方法は時期によって少しずつ変わりますが、おおまかにはこんな感じです。
- クレジットカード決済
- Amazonアカウント(Amazon Pay)
- キャリア決済(ドコモ払い・auかんたん決済など)
- Apple ID決済/Google Play決済
僕がチェックするのは、いつもこの3つ。
- 請求タイミングはいつか(月初・月末・登録日基準など)
- 解約はどの画面から行うのか(FOD側か、決済プラットフォーム側か)
- キャンペーン対象になりやすいのはどの決済か
たとえば、Amazon Payは他サービスとの連携企画が走りやすく、
キャリア決済は「携帯代と一緒に管理したい人」にはダントツでラクです。
選択肢が多いと迷いますが、
何十人も相談を受けてきて出した結論は、ものすごくシンプルです。
「日常で一番よく使っている決済手段に揃える」こと。
慣れている決済を選ぶだけで、
支払い履歴の確認も、解約手続きも、一気にストレスが減ります。
二重課金を防ぐためのチェックポイント
そして、プロとして一番「もったいない」と感じるのが、二重課金です。
これまでに、
- 「気づいたらWebとアプリの両方で課金していました…」
- 「Amazon経由とキャリア決済でダブっていたのを半年後に知りました…」
というメッセージを何度も受け取ってきました。
でも、ここにも単純な対策があります。
「どのアカウントで」「どの決済方法で」契約したかを、最初に1行でいいのでメモしておく。
たとえば、
- 【FOD】登録:Gmailアドレス/クレカ決済
- 【FOD】登録:Apple ID経由/iPhone
こんなメモをスマホのメモ帳に残しておくだけで、
解約時の迷子も、二重課金の事故も、かなりの確率で防げます。
VODは「作品」と「料金」の両方と長く付き合うサービスです。
お金の流れを自分で把握しておくことも、ちゃんとした視聴体験の一部だと、僕は思っています。
FODのログイン方法と対応デバイス|スマホ・PC・テレビで見る手順

スマホアプリからのログイン方法【iPhone/Android】
登録が済んだら、ようやく“本編”です。
ここからは、再生ボタンを押すための具体的なステップになります。
スマホアプリでのログイン手順は、
僕が実際にスクリーンショットを取りながら確認した流れを、そのまま書きます。
- FODアプリを起動する
- 画面下部の「マイページ」タブをタップ
- 「ログイン」ボタンをタップ
- 登録したメールアドレスとパスワードを入力
- 必要に応じて、メールに届いた認証コードを入力
家族でプロフィールを分けている場合は、
ログイン後にプロフィールを選択+暗証番号を入れることで、
「誰がどこまで観たか」を綺麗に分けることができます。
小さいお子さんがいる家庭からは、
「子ども用プロフィールがあると、作品のラインナップを分けられて安心でした」
という声もよく届きます。
パソコン(ブラウザ)で視聴・ログインする手順
PC派の人には、ブラウザ視聴がしっくり来ると思います。
僕も台本チェックやレビューを書く前に、PCの大きな画面で作品を観返すことが多いです。
- ブラウザでFOD公式サイトを開く
- 右上の「ログイン」をクリック
- メールアドレスとパスワードを入力してログイン
- 観たい作品を選んで再生
回線が安定していれば、
「横にメモを取りながらドラマを観る」という贅沢な視聴もできます。
レビューを書く身としては、この環境が本当にありがたい。
テレビ・Fire TV・Apple TVなどで視聴する方法
そして、FODの魅力が一段階上がるのが、テレビの大画面です。
対応デバイスとしては、たとえばこんなものがあります。
- Amazon Fire TVシリーズ
- Apple TV
- Android TV搭載スマートテレビ
基本の流れは非常にシンプルです。
- テレビのアプリストアで「FOD」を検索し、アプリをインストール
- FODアプリを起動
- ログイン画面からFODアカウント情報を入力
- 作品を選んで再生
僕はよく、週末の夜に照明を少し落として、
ソファに沈み込みながらFODを立ち上げます。
その瞬間、リビングがちいさな映画館に変わる。
この感覚を一度味わうと、もうスマホだけには戻れなくなります。
ログインひとつで、家の中のあらゆる画面がスクリーンになる。
サブスクVODという仕組みの魔法は、実はここに凝縮されているのかもしれません。
同時視聴台数・ログイン端末数の目安

家族やパートナーと一緒に使うなら、同時視聴台数とログイン端末数は必ず気にしておきたいポイントです。
- スタンダード〜上位プラン:家族利用を想定した、比較的ゆとりのある同時視聴数
- 広告付きライト:一人〜少人数向けの同時視聴数
読者から届いた声をまとめると、
- 「リビングのテレビ+自分のスマホ+パートナーのタブレットでちょうどよかった」
- 「週末だけ同時視聴制限に当たりそうなので、その時間だけ声をかけ合って調整している」
など、“家の中の視聴ルール”をつくって上手に使っているケースが多いです。
「同時視聴でイライラしたくない」という人は、
登録前にいちどプラン詳細ページで同時視聴台数を確認しておくと、かなり安心感が違います。
「ログインできない」「画面が真っ暗」などのよくあるトラブルと対処法
最後に、何百件も相談を受けてきた中で見えてきた、
「FODでつまずくポイントあるある」を共有しておきます。
- メールアドレス(ID)の打ち間違い
- パスワードを忘れている
- 別のメールアドレスで登録していたことを忘れている
- Wi-Fiや回線側の一時的な不調・アプリの不具合
実際、僕もテスト中に「ログインできないな…」と思ったら、
単に自分のパスワード管理が雑だっただけ、ということが何度もありました。
多くのトラブルは、この4ステップで解消できます。
- パスワード再設定を試す
- 他のメールアドレスでも登録していないか思い出す
- アプリを再起動し、それでもダメなら再インストール
- Wi-Fiとモバイル回線を切り替えて通信環境を確認する
これでも解決しない場合は、
FODのヘルプページや問い合わせフォームに相談するのが、結果的にいちばん早いです。
FODで見られる作品ラインナップの特徴
フジテレビの人気ドラマ・バラエティが強い理由

ここからは、FODの“心臓部分”、つまりコンテンツの話を少し。
FODの最大の武器は、やはりフジテレビ作品のアーカイブです。
- 当時リアタイしていた月9ドラマ
- 深夜に小さな音量で観ながら笑っていたバラエティ
- 再放送を待っていたスペシャルドラマやスピンオフ
FODを開くたびに、僕はよくこんなふうに感じます。
「あの頃、テレビの前で正座して観ていた時間が、今はいつでも自分のタイミングで呼び出せる。」
サムネイルのひとつひとつが、
その時代の空気ごと閉じ込めたタイムカプセルのようで、
懐かしさと新しさが同じページに並んでいるのが、FODならではの眺めです。
アニメ・映画・韓ドラ・オリジナル作品の傾向

もちろん、フジ系アニメ(とくにノイタミナ枠)や、邦画・洋画・韓ドラ・アジアドラマもきちんと押さえられています。
長くラインナップを追いかけてきた印象で言うと、
- 映画は「名作・話題作を抑えたセレクトショップ的ラインナップ」
- 韓ドラ・アジアドラマは「フジテレビが強みを持つライン」を中心に展開
- FODオリジナルやスピンオフ作品は「ここでしか見られない物語の裏側」
といった構造です。
全ジャンルをとことん網羅しているわけではない。
でも、「フジが本当に届けたい物語」を前に出しているという感覚は、
他社サービスと比較してもかなり独特です。
雑誌・マンガ読み放題など「動画以外」も楽しめる

そしてもうひとつ、FODを語る上で外せないのが、「動画の外側の時間」です。
プランによっては、
- 人気雑誌が読み放題
- 毎月付与されるポイントでマンガを購入
といった使い方ができます。
僕はよく、通勤電車で雑誌を流し読みしながら、
「この特集で紹介されている俳優さん、FODのオリジナルにも出てたな」と思い出し、
夜にその作品を再生する、というループを楽しんでいます。
だからこそ、FODは単なる動画サブスクというより、
「映像と活字の両方で、日常に物語を差し込んでくるエンタメ定期券」
に近いと感じています。
FODプレミアムの解約方法とタイミング|損をしないためのポイント

スマホ・PCからの基本的な解約手順
解約の話は、どうしても気が重くなりがちですよね。
でも、Webから登録していれば、実際の手順はそこまで複雑ではありません。
- FOD公式サイトにログイン
- マイメニュー(アカウント情報)を開く
- 契約中のプランを選択
- 「解約する」ボタンから手続きへ進む
- 画面の案内に従って完了まで進む
このとき、「解約が完了しました」という表示がきちんと出るまで、必ず画面を閉じないでください。
僕は検証のたびに、スクショを撮って保存する癖がつきました。
多くの場合、解約完了メールも届くので、
迷ったらメールボックスを検索してみると安心できます。
アプリ経由登録(Apple・Google・Amazon)の解約の注意点
注意してほしいのが、アプリ経由で登録しているケースです。
この場合、FODのマイページをいくら探しても、解約ボタンは出てきません。
- Apple ID決済 → iPhoneの「設定」→「サブスクリプション」から解約
- Google Play決済 → Google Playアプリの「お支払いと定期購入」から解約
- Amazon経由 → Amazonアカウントサービスの「定期購読」関連ページから解約
読者からの相談で、
「FODの画面に解約ボタンがない」と聞いたとき、
9割方このパターンです。
だからこそ、
「自分はどこ経由で契約したのか」を覚えておく。
これが、解約のストレスを減らす最短ルートになります。
解約後に見られなくなるタイミング・日割り計算はある?
ここもよく誤解されるポイントなので、はっきり書きます。
FODは、基本的に“日割りなし”です。
- 解約しても、請求済み期間の末日までは視聴可能
- 月の途中で解約しても、その月の料金は全額かかる
僕がよく読者にお伝えしているのは、
「解約するなら、更新日の直前〜数日前がいちばん合理的です」ということ。
1日でも早く終わらせたい、その気持ちはすごく分かります。
でも、そこまで支払った分で観られる作品は、できれば最後まで味わい切ってほしいな、とも思うのです。
「解約できない」と感じたときにチェックすべきこと
最後に、「解約できない…」と詰まったときに見てほしいチェックリストです。
- ログインしているアカウント(メールアドレス)は本当に合っているか
- Web登録なのか、アプリ課金なのかを勘違いしていないか
- すでに解約は完了していて、視聴期間が残っているだけではないか
この3つを確認してもモヤモヤが消えない場合は、
FODのヘルプページや問い合わせフォームに遠慮なく頼ってください。
サービス側も、
「きちんと納得してやめてくれる人」を増やしたいはずです。
FODはどんな人に向いている?他社VODとの比較で分かるおすすめタイプ
FODを選ぶべき人

視聴者としても、マーケターとしてもFODを見てきて、
「ここにハマる人は、ほぼ間違いなく満足する」と感じている層があります。
- フジテレビのドラマ・バラエティが、人生のどこかのシーンと結びついている人
─ 学生時代の月9、深夜バラエティ…その空気ごともう一度味わいたいタイプ。 - 雑誌やマンガもまとめて楽しみたい人
─ 映像だけでなく、文字やコマ割りの世界も同じテンションで楽しみたいタイプ。 - まずは見逃し配信で相性を確かめてから、本格的に課金したい人
─ 「いきなり月額」より「ちゃんと恋に落ちてからお金を払いたい」慎重派。
僕の感覚で言うと、FODは、
「日常の中に、フジテレビの時間をもう一度招き入れたい人」のためのサービスです。
別のVODも検討したほうがいい人

一方で、FODがベストとは言い切れないケースもきちんとあります。
- とにかく新作映画を浴びるように観たい人
→ 映画の本数・最新作の早さを優先するなら、U-NEXTなども強力な選択肢。 - 海外ドラマやオリジナルシリーズを何本も掛け持ちしたい人
→ NetflixやDisney+のような、“自社オリジナルで殴ってくる系”サービスが向いています。
大事なのは、順番です。
まず「どんな作品を観たい自分なのか」を決めて、そのうえでサービスを選ぶ。
どれだけ評価の高いVODでも、
あなたが観たい作品がそこになければ、それは「最高」ではありません。
逆に、作品ラインナップさえ噛み合えば、多少の不便さは気にならなくなることもあります。
FODがしっくり来るタイプなのか、
それとも別のVODが“いまのあなた”には合っているのか──。
この文章が、その見極めをするうえでの、ひとつの“ロードマップ”になってくれたら嬉しいです。
よくある質問(FAQ)

ここでは、“読者”というより、実際に僕の友人たちからLINEで聞かれた質問に答えるようなテンションでお話しします。
広告代理店時代からずっとVODを触ってきた経験と、じっさいに僕がFODを使い倒してきた実感の両方で答えます。
Q. FODとFODプレミアムの違いって結局なに?
A. これ、友だちから一番聞かれる質問です。
飲み会の帰り道で「ねぇ、結局FODってどれに入ればいいの?」って聞かれたこともあります。
結論はすごくシンプルで、
FOD=サービス全体の名前
FODプレミアム=その中の“有料見放題プラン”
という関係です。
FODという大きな箱の中に、
- 登録なしで観られる「見逃し無料配信」
- 期間限定で無料になる作品
- 月額制で見放題になる「FODプレミアム」
が階層的に入っています。
友だちによく言うのは、
「見逃し無料配信を観たいだけなら、FODプレミアムに入らなくていいよ」ということ。
まずは無料で触ってから、気に入ったら月額で本気、でOKです。
Q. FODプレミアムって、月額いくらなの?
A. これは“いつの情報を信じるか”で間違いやすいところ。
VODは料金が動きやすいので、古いブログを読むとズレます。
ざっくり言えば、
広告付きの軽いプラン〜ポイント多めの上位プランまで、数百円〜2,000円前後の幅
と思っておけば大きく外れません。
ただし、僕はいつも友だちにこう言っています。
「最終的には公式で最新の料金を確認して。
記事より、公式の“今”が正しいから。」
特にFODは時期によってキャンペーンも動くので、登録前のチェックは必須です。
Q. 無料だけで使い続けるって、実際どう?
A. 僕も最初はその使い方をしていました。
打ち合わせ終わりに見逃したドラマを“無料配信”で取り戻す、あの安心感。
無料エリアは、
- 見逃し無料配信(7日間前後)
- 期間限定の無料作品
が中心で、登録なし・お金なしで気軽に入れる玄関みたいなものです。
ただし、観られる作品はかなり限定的。
「過去作を全部観たい」みたいなモードに入った瞬間、無料の限界が見えてきます。
なので友だちには、
「無料は“味見”。本気で観始めたらプレミアム。」
と伝えています。
Q. ログインって何台までOK?家族で使える?
A. ここは、実際に家庭で使っている友だちの話が参考になります。
スタンダード〜上位プランは、
「家族で普通に使っていてストレスが出ないくらいの同時視聴数」が確保されています。
ただし、広告付きライトはやや少なめなので、
子どもがタブレット、あなたがテレビ、奥さんがスマホ…みたいな使い方をする場合は注意です。
僕はいつも、
「複数人で使うなら、契約前にプラン説明の“同時視聴台数”を見ておいて」
とアドバイスしています。
Q. 解約したらすぐ観られなくなるの?それ怖いんだけど。
A. これもよく聞かれますし、実際に僕も検証しました。
結論、
解約=即停止ではありません。
FODは、「請求期間の末日」までは普通に観られます。
ただし、日割りはありません。ここは他のVODと同じですね。
だから僕は、友だちにこう言っています。
「解約は更新日のちょい前がベスト。
払った分は最後まで観て元を取ろう。」
Q. 子ども向けの視聴制限ってある?
A. これはパパ友からものすごく聞かれる質問です。
結論、あります。
一部プランでは、
- プロフィールを分ける
- 暗証番号で視聴制限をかける
といった設定ができます。
「子どもが勝手に大人向け作品を再生してしまって焦った…」
そんな話を聞くこともありますから、
最初のログイン後に“子どもプロフィール”を作っておくのが安全策。
家族で使うなら、ここは絶対に押さえておきたいポイントです。
まとめ|FODは「フジテレビ作品を軸に、じっくり人生に寄り添わせたい人」のためのVOD

ここまで読んでくれたあなたに、僕からどうしても伝えておきたいことがあります。
FODというサービスは、数字やプランの比較だけでは語りきれない、もっと“生活に近い存在”だということです。
広告代理店時代、深夜の編集室で月9の再放送を横で流しながら作業していたとき、
「この空気を、そのまま家に持って帰れたらいいのに」と何度も思ったことがあります。
独立してからFODを徹底的に触り込み、
「ああ、これは“テレビの前に座っていた自分”を、もう一度呼び戻すための箱なんだ」
と腑に落ちた瞬間がありました。
あらためて、この記事の内容をぎゅっと凝縮すると──
- FOD=フジテレビ公式の動画配信+電子書籍サービスという“本丸”
- FODプレミアム=その中の有料見放題プラン
- プランは複数制で、広告・ポイント・同時視聴数のバランスを自分で選べる
- 見逃し無料配信という“入口”があるから、まず気軽に触れられる
- ログインすれば、スマホ・PC・テレビ…どの画面も“日常の劇場”に変わる
- ただし登録ルートによって解約方法が違うため、決済の仕組みだけは慎重に
そして、登録前に押さえてほしいのは次の3つだけです。
- 月額料金とプランの違い
(広告の量・ポイント数・同時視聴台数) - 無料でどこまで体験できるか
(見逃し無料配信・キャンペーン) - 自分が一番使うデバイスで快適に見られるか
10年以上VODを比較してきて思うのですが、
サブスク選びは「コスパ」よりも、“日常との馴染み方”で決まります。
仕事から帰って、ソファに倒れ込んだまま再生する1話。
朝の支度のBGM代わりに流すバラエティ。
休日にリビングで家族が笑っている、あの穏やかな時間。
その風景の真ん中に、フジテレビ作品が自然と溶け込んでいるなら──
FODはきっと、あなたの生活にしっくり寄り添ってくれるはずです。
もし今、頭のどこかに、
「あのドラマをもう一度観たい」
「昨日の続きが気になっている」
そんな作品がひとつでも浮かんだなら、
スクロールを止めた指先は、もう“再生ボタンの手前”まで来ています。
作品の向こうには、昔の自分や、置き忘れた気持ちや、
「こんな感情まだあったんだ」とハッとする瞬間が待っています。
FODは、その扉を静かに、でも確かに開いてくれるサービスです。
参考・情報ソースについて
本記事の内容は、執筆時点での
FOD公式サイト(サービス紹介・料金プラン・ヘルプページ)および、
主要メディアによるFOD解説記事を元に構成しています。
FODは番組権利・配信契約・キャンペーン状況によって
サービス仕様が随時アップデートされるため、
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【公式情報へのリンク】
・FOD公式サイト(トップ)
→ https://fod.fujitv.co.jp/
・FODヘルプセンター
→ https://help.fod.fujitv.co.jp/
・料金プラン/サービス内容(FODプレミアム)
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また、他社VODとの比較部分は、
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